コロナ禍で日本のデジタル化の遅れが指摘されるなか、2021年9月1日、ついにデジタル庁が発足しました。ゆえに、今後ますますDX加速することは、間違ないでしょう。今回は、デジタル庁とは、どんなところなのか解説します。
デジタル庁とは
デジタル庁のホームページには、デジタル庁の概要として、下記のように記載されています。これがデジタル庁の定義と考えていいでしょう。
デジタル庁は、デジタル社会形成の司令塔として、未来志向のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を大胆に推進し、デジタル時代の官民のインフラを今後5年で一気呵成に作り上げることを目指します。
引用元:デジタル庁(https://www.digital.go.jp/about)
要するに、デジタル庁とは、この先の5年間で、デジタル社会を実現すべく、DXを大幅に促進さるための行政機関のようです。「大胆に」という言葉や、「一気呵成」という大急ぎを意味する言葉が入っているので、“デジタル化を大胆かつ急速に進める”ことが狙いと思われます。
続いて、デジタル庁のミッションについても、見ていきましょう。
誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化を。
引用元:デジタル庁のミッションとビジョン(https://www.digital.go.jp/about/organization)
これがデジタル庁のコンセプトでしょう。あくまでも推測の話ですが、「取り残さない」「優しい」といった言葉が入っているので、“高齢者や子どもにも配慮したデジタル化を進める”といった意味合いと思われます。
まとめ
デジタル庁の発足により、日本では急速なデジタル化が進むことでしょう。あまりITに慣れていない高齢者や子どもに対しても、政府はデジタル化を働きかけるようです。デジタル化の波に乗っていきましょう。