Metaは5月26日、プライバシーポリシーが更新されたことを利用者に知らせる通知を新たに開始した。
プライバシーポリシーをより理解しやすく、またMetaが提供する最新のプロダクトが反映されたポリシーとなるようにポリシーの文章を大きく変更。しかし、今回のポリシー更新に基づいて新たな方法で利用者のデータを取得、使用、共有することはなく、今後も利用者の情報を販売することはない。
プライバシーポリシーの更新目的
今回の更新の目的は、データに関する取り組みをより明確にすること。一つの方法として、ポリシー全体に詳細な情報や例を追加。データに関する取り組みや利用者に与えられた選択肢について、より明確な情報を提供することの重要性を踏まえ更新された。
また、利用者が自分に合った方法でMetaのプロダクトを利用するために使用できる管理機能へのアクセス方法も追加。利用者は引き続き、いつでもプライバシー設定を管理することができる。
さらに、Metaと私たちのプラットフォームの利用者に何が求められているかをより明確に説明するため、利用規約の更新も予定。コミュニティ規定に記載された権利と義務が含まれ、例えば、利用規約、コミュニティ規定、その他の法律に違反したり他者の知的財産権を侵害したりしているアカウントを停止または削除する場合があることについて説明を加えている。
プライバシーポリシーの更新の適用範囲
更新されたMetaのプライバシーポリシーは、Facebook、Instagram、Messengerおよびその他のMetaプロダクトに適用される。WhatsApp、Workplace、Free Basics、Messengerキッズ、およびFacebookアカウントを使用しないQuestデバイスの利用にはそれぞれのプライバシーポリシーが適用され、Metaのプライバシーポリシーは適用されない。
その他にも、Metaは今年の初めにプライバシーセンターの導入を開始。Metaのアプリとテクノロジー全体におけるプライバシーに対するアプローチについて利用者に情報を提供し、更新されたプライバシーポリシーに直接アクセスできるように更新した。
投稿の共有範囲の管理や表示される広告の新しい管理方法など、プライバシー管理機能のアップデートも実施された。
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