株式会社エモテック・ラボ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:山本洋平)は4月25日、国産感情AI「KDE」(Kansei Driven Engine)Version.1を4月28日にリリースすると発表した。
「KDE」Version.1とは
「KDE」(Kansei Driven Engine)Version.1とは、日本人の感情表現にフィットした独自の指標・ファクターと長年にわたる実証研究により蓄積した感情関連ビッグデータを活用した新世代の国産感情AI。
認識対象は動画・画像・音声・テキストと幅広く、従来の製品にはなかった複合的な感情分析ができる。
具体的には、下記のような幅広いビジネス領域での利活用が可能。
- HR領域における社員のメンタルヘルス改善、組織ビルディング(適正な採用/適材適所の配属)
- CRM領域における顧客と営業担当者との相性マッチング、カスタマーエクスペリエンス向上
- マーケティング領域における顧客ニーズ・嗜好の捕捉、プロモーションの効果測定
▼「KDE」ダッシュボード画面
▼「KDE」カラーデザイン
KDEの分析によって導かれたパーソナルな感情は、特定のカラーで分類する。
「KDE」Version.1の特徴
1.KIBI理論×感情AI
10年にわたり東京大学とともに研究・開発し、世界中の国際学会で認められてきたKIBI理論と最先端AIテクノロジーの連成によって、働く人々の「感情遷移」「感情変化」「感情交流の微細な揺らぎや変化」を、高精度・高解像度で数値解析することが可能となった。
これにより、従来不可能と言われていた「多種多様な感情のちょっとした変化(機微)をとらえ、察し、感じ取ることのできる感情AI」の創発に成功、革新的感情AIの提供が可能となった。
2.ビジネスコミュニケーション×感情AI
社内コミュニケーション上の課題(心理的安全性の担保・メンタルヘルス・チームマネジメント・人材育成・ダイバーシティ経営等)や、顧客コミュニケーション上の課題(多様化する個人の価値観への対処・顧客ニーズやリクエストの正確な捕捉等)を感情AI技術で提供する製品・サービスにより解決策を提供する。
3.UX/UI×エモーショナルデザインによるダッシュボード/ポストプロセッサー
感情AI「KDE」では、すべてのユーザーが「直感的に・感覚的に」感情交流データを解析、利活用することができるよう、UX/UI設計に優れたダッシュボード機能を搭載、ポストプロセッサー処理の研究・開発にエモーショナルデザインを導入している。
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