株式会社ネットプロテクションズ（所在地：東京都千代田区 代表取締役社長：柴田 紳）は9月5日、ノウタス株式会社（所在地：東京都港区南青山2-15-5 代表取締役社長：髙橋 明久）が運営する産直EC「ノウタスモール」に、国内初・国内唯一のポストプライシングサービス「あと値決め」の仕組みを全面提供すると発表した。
※産直ECにおける「あと値決め」の導入は国内初
「あと値決め」とは、消費後に値決めできる仕組み
あと値決めは、消費者が実際に体験した「あと」で自ら「値決め」を行うことができる仕組み。実際にお食事頂いたあとの満足感や生産者への応援といった要素を、価格に取り込める。
「あと値決め」の実証実験では、67%が支援金を送る結果に
実証実験では、価格入力項目のうち生産農家を支援する項目に、67％の消費者が支援金を送る結果が得られた。
＜実証実験の概要＞
・商品：ぶどう＋オンラインぶどう狩り体験のセット
・販売価格：最低価格6,000円～あと値決め制
・実施日：2022年6月13日
「あと値決め」のメリット3選
1．生産者を、農作物の価格設定における悩みから解放させる
農作物の価格の決まり方は複雑で、必ずしも原価や味によって決まるものではない。長年の流通市場の大きな流れの中で固まった相場に変化を与えることも容易ではない。「市場価格」と「個人が感じる価値」のギャップを埋めることで生産者の持続可能性を高める。
2．最低価格を設定できることから、リスクなく安心して販売できる
商品ごとに個別で最低価格を設定できるため、通常定価に追加する形でのあと値決めが可能。仮にあと値決めをされなかったお客様がいても、最低価格分は100％保証される。
3．生産者と消費者との双方向コミュニケーションを創出する
あと値決めをする前に生産者からのメッセージが表示される。消費者は生産者のストーリーを感じることができ、商品対価とは別で応援したい気持ち分も上乗せ可能となる。
また値段をつけるフォームでは消費者から生産者に向けた感想を必須で書くため、80％以上の消費者から、口コミや感想のデータを取得できる。
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